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水族館の入場料ランキングも掲載!私立水族館の特徴

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こんにちは!

当ブログの記事に興味を持っていただきありがとうございます。

将来の目標は水族館館長とアクアリウムを拡げること!めだかです!

館長目指して今日もガンガンアウトプットしていくので、水族館について学んでいきましょう!

今日のテーマは「私立水族館の特徴」について解説していきます。

この記事を読めば、私立で運営されている水族館の特徴を知ることができます。

将来水族館に就職を考えている人は参考にしてみてください。

それでは早速いきましょう!

私立水族館とは?

そもそも私立水族館って何?

という方に向けて解説していきたいと思います。

このブログでいう「私立水族館」とは、株式会社などの私法人などが設置/運営を行う水族館のことを指します。

簡単に言うと、民間会社が建てて運営する水族館を私立水族館と呼びます。

 

私立水族館の他に、市や県などの公共団体が設置/運営する公立水族館や、

市や県が建てた水族館を民間の会社が運営する指定管理水族館があります。

こちらは別の機会に詳しく解説していきます。

https://medakaaquariumblog.com/1503

私立水族館の特徴

では本題の私立水族館の特徴をみていきましょう。

私立水族館の特徴として以下の点が挙げられます。

1.入館料が高い

2.来館者を楽しませるイベントやショーが多い

3.就業時間が不規則の時がある

4.多種多様な生き物が展示されている

それぞれ見ていきましょう!

1.入館料が高い

まず特徴として入館料が高いことが挙げられます。

公立水族館が1000円前後なのに対して、私立水族館の価格相場が1000円後半~と考えると高い価格だということが分かってもらえると思います。

ちなみに日本の水族館の高い入館料TOP5を並べると以下のようになります。

1位:アドベンチャーワールド  (大人:4,100円) 私立水族館

2位:横浜・八景島シーパラダイス(大人:3,000円) 私立水族館

3位:鳥羽水族館        (大人:2,500円) 私立水族館

4位:城崎マリンワールド    (大人:2,470円) 私立水族館

5位:登別マリンパークニクス  (大人:2,450円) 私立水族館

※上のランキングは記事の作成当時(2020年)のものになります

 

最新2022年版のランキングはこちら!

もれなく私立水族館が独占しているのがお分かりいただけるでしょうか?

紹介したTOP5は値段相応の大規模な水族館になっているので、水族館好きは一日で見たりないほど満足できる水族館になっています。

では、なぜ入館料が高いかですが、水族館施設を商品として運営する会社が利益を得るためです。

根本的に会社というのは利益を得ることが目的です。

食べ物を売って利益を得る飲食店と同じように、水族館に来てもらうことで利益を得るのが私立水族館を運営する会社なのです。

 

2.来館者を楽しませるイベントやショーが多い

こちらは私の主観が入っています(笑)。

ただ、1.と同様に来館者に多く来館してもらうために多くの施策を考えているのは確かです。

そのため、大規模なイルカショーや、他の企業とコラボしたお化け屋敷など来館者を飽きさせないイベントを毎年企画し、開催しているのが特徴です。

 

3.就業時間が不規則の時がある

こちらは飼育員として働くうえで知っておきたい特徴です。

一般の会社では残業時間を除けば、9:00~18:00など決まった時間が就業時間が一般的です。

しかし、私立水族館では飼育している生き物の健康を崩さないために、深夜遅くまでなど就業時間が不規則になる場合があります。

他にも漁師の方から連絡を受けて朝早くから港に馳せ参じたりなど、朝夜関係なく出勤するイメージです(漁師さんの連絡は私立水族館以外でもままあります)。

私の知人が務めている関東の某私立水族館のように、施設と生き物の安全確認のため泊り番がある水族館もあります。

もちろん、働いた分はしっかりお給料に反映されているそうです。

私は私立水族館に勤めた経験はありませんが、水族館に合法お泊りできるのは胸が躍りますね(笑)。

 

4.多種多様な生き物が展示されている

最後の特徴なのですが、これは1~3の特徴すべてと関係があります。

〇私立水族館は設置/運営している会社が利益を出すことが目的

→利益を出すためにはお客さんに多く来てもらう必要がある

→多く来てもらうためには、来館者を楽しませるショーやイベントの企画と人気な生き物の飼育

すべての私立水族館に当てはまるといいませんが、このようなロジックがあるのです。

人気な生き物の代表例が以下の通りです。

  • クジラの仲間(クジラ、イルカ、シャチなど)
  • ペンギンの仲間
  • アザラシ、アシカ、セイウチの仲間
  • カワウソの仲間

水族館にたくさん訪れる方なら一度は見たことがあるのではないでしょうか。

これらの生き物は来館者の人気が高い反面、魚類などと比べて飼育にコストがかかります。

特に初期の飼育設備費と餌代がかなりかかってしまうので、お金のない水族館では飼育が難しいです。

イルカのショーで有名なある水族館ではイルカの餌代だけで、一日で管理人の一か月の給料が余裕で吹っ飛びます(笑)。

このような背景から私立水族館は料金が高くなる半面、水族館の人気者と呼ばれる生き物たちが多く飼育されていることが多いです。

 

まとめ

では今回の内容を復習して終わりましょう!

日本の水族館には株式会社などの私法人などが設置/運営を行う水族館

私立水族館があります。

そして私立水族館の特徴として、

1.入館料が高い

2.来館者を楽しませるイベントやショーが多い

3.就業時間が不規則の時がある

4.多種多様な生き物が展示されている

が挙げられます。

民間会社が利益を出すために運営しているため、入館料が高く設定されていますが、金額以上に来館者を楽しませる準備をしているのが私立水族館の特徴です。

これは水族館の4つの役割である教育普及よりレクリエーションに重点を置いているということです。

 

水族館の役割について気になったかたはこちらもご覧ください!

https://medakaaquariumblog.com/54

次回は指定管理水族館について紹介したいと思いますので、是非私立水族館と比較してみてください。

次回も水族館について解説していきたいと思うのでまだまだ学びたいと思った方はぜひまた遊びに来てください!

それではまたのご来館をお待ちしております!

ありがとうございました!

ABOUT ME
めだか
地方の水族館飼育員(見習い)です お金のない小さな水族館でも楽しい、学べる、また来たいと言われる場所にすることが飼育員としての目標です ・自身の文章力、伝え方の向上 ・水族館、飼育員について知りたい方 のためにブログを書いてます 自分の作った展示をお客さんが楽しそうに見ているのを物陰から見守るのが生きがいです
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