こんにちは!管理人のめだかです!
今日は水族館の導線の続きについてお話ししたいと思います!
またまたマニアックな話ですが、水族館の構造を知る良い機会なのでぜひご覧ください。
前回の導線の話の続きになるのでまだ読んでいない方はこちらを読んでからがおすすめです!
https://medakaaquariumblog.com/2136
https://medakaaquariumblog.com/2190
今日話すことを知れば、次回水族館行く時にその水族館の全体像が分かるようになります。
また、学芸員資格を取得する上で学ぶ知識でもあるので覚えておくと勉強の時に理解しやすいです!
それでは行ってみましょう!
前回までのおさらい
来館者に水族館の展示を強制的に順番通り見てもらうように設計された導線
強み:水族館の伝えたいことを来館者に伝えやすい
弱み:来館者の自由が制限されやすい
「自由導線」について学んでいこう!
自由導線
公開された導線の中で強制導線と対をなすのが「自由導線」です。
強制導線とは違い、来館者が水族館の中を自由に行き来できるように設計されています。
今までの強制導線にも強みがあったんだけど、お客さんの自由が制限される弱みがあったよね
それを解決するために考えられたのが自由導線なんだ!
すご~い、自由に見れる~
まさにお客さんにゆだねる導線だね!
次は特徴を見ていこう!
自由導線の特徴
自由導線の特徴には以下の特徴があります。
・来館者が自由に水族館を移動できる
・能動的に水槽や展示を見ることができる
・特定の水槽だけ見ることができる
自由の導線の最大の強みは来館者が自らで興味のある水槽展示を選び、
鑑賞することができる点です。
水族館のいろいろな水槽に繋がっているエントランスのようなものがあるから
自由に行き来できるんだね!
強制導線だと見たい水槽まで道順に進む必要があって、時間がかかる欠点を
解決した設計になっているよ!
・水族館の伝えたいことが来館者に伝わりづらい
・どこから見ればよいかわかりづらい
・水族館内で迷いやすい
確かに見たい水槽見終わって入口に戻ろうとしたら迷ったときある~
自由導線だからなんだ~
自由導線の弱みは、お客さんが館内を把握したり、見たい水槽を把握する必要があること
お客さんの主体性がないと、途端に不便な導線になってしまうことなんだ
あと、強制導線みたいにストーリー立てて水槽を展示できないから
あれ?結局何を伝えたかったの?
ということにもなるんだ!
その水槽の場所だけで伝えたいことを完結させないといけないんだね!
スタッフさんのほうが大変そう💦
そこは飼育員の腕の見せ所だよね
何を伝えたいのか、楽しく、分かりやすくする解説するのが飼育員のお仕事!
まぁ、これに関してはお客さんが深く気にする必要はないんだけどね(笑)
深く考えて頭痛起こすより、楽しかったならOK!
自由な分、お客さんにも水族館側にも工夫が必要なんだね~
自由導線の
強み:水族館内を来館者が自由に移動できる
弱み:来館者、水族館側両方に手間と工夫が必要
まとめ
本日のまとめです。
来館者が水族館の中を自由に行き来できるように設計された導線
強み:水族館内を来館者が自由に移動できる
弱み:来館者、水族館側両方に手間と工夫が必要
自由導線は言い換えれば、館内を自由にまわってもらうために、
お客さんには自分で考えて動いてもらう責任を持たせている側面が強い
ということです
これで、お客さんが使う2種類の導線についてばっちりです!
ただ、あなたはこんなことを思っていませんか?
二つの導線の特徴はわかったけど、どちらかしか選べないと
水族館とお客さん両方不便なんじゃない?
もっと便利な方法はないのかな?
実は…
あるんですっ!!ムムッ!
ということで次回は、強制導線と自由導線を合体させた
導線について解説したいと思います!
次回はこの合体した導線について解説していきますので、興味のある方はぜひのぞきに来てください!
本日はここまでです。
今日もありがとうございました!
またのご来館お待ちしてます!