こんにちは!当ブログの管理人のめだかです!
今日も水族館について学んでいきましょう!
【シリーズ連載】
ブログに多く寄せられる質問に飼育員である管理人が答えます
今回はブログをみて飼育員を目指す学生の皆さんなどから寄せられた質問の中で、
- 多くいただいた質問
- これは大切だなと思った質問
の管理人のめだかなりの回答を紹介していきます!
結構飼育員を目指す上で大切なことが詰まった質問・回答になっているので、飼育員を目指す方はぜひ参考にしてみてください!
たくさん寄せられた質問たちを今回は、以下の6つにまとめてみました。
- 大学選び
- 資格について
- 飼育員の適正について
- 就活について
- 仕事について
- 番外編(おまけ)
今回はシリーズ第4回ということで、大学選びについてのよくある質問を紹介・解説してきます。



前回に引き続き「よくある質問シリーズ就職編」に一問一答していきたいと思います!



では早速行きましょう!
就職を有利にするためにやるべきことは何ですか?
就活をする方が最も気になる質問は当ブログにもたくさん寄せられました。
今回はそんな最も寄せられる質問に対しての回答とどうしてそう考えるのかの解説をしていきたいと思います!
(1)飼育員としてどう働きたいのかを考える
(2)それを叶えるために必要な準備をする
(3)運を蓄える
運とかついにスピリチュアル的なこといいだした…
次あたりで怪しいツボ売ってくるぞ
ツボ売り始めたら何かに洗脳されたと思ってください
要はいつ来るかわからないチャンスをいつでもつかめるように準備しましょう!ってことです
今回は、就職までの道筋を説明して、なぜめだかが回答のようなことを薦めるのか紹介したいと思います!
ではいってみましょう!
水族館への就職するまで
まず、この手の回答で必ず伝えておきたいのは知れば必ず就職が成功・保障される「必勝法」なんてものはありません。
就職までにみなさんがいかに目的を定めて、準備できたかと運が関わってきます。
みなさんがどこかの水族館を志望したとして、水族館側は大まかに3つの段階を経てどの人を採用するかを選びます。
- 志望者の外側
- 志望者の内側
- 求める人材と一致するか
➀志望者の外側

以前の質問にもあったように、水族館は募集が少ない割に志望数が多い職種です。
多くの方が志望してくれるのはとても喜ばしいことですが、選考で1人1人を最後まで見れる時間は残念ながらありません。
そこで多人数からある程度の人数に絞ります!
外側では飼育員としての能力、つまりは水族館で戦力になるかのみなさんのスペックが見定められます。
【外側を見る例】
- 書類選考(出身学校・資格・専攻など)
- 職務経歴書(勤務経歴・職務スキルなど)
- 筆記試験(教養・専門知識・思考力など)
- 実技試験(現場スキル・運動能力など)
など
こうして絞られた志望者が次の選考に進んでいきます。
書類選考や筆記試験は単純に能力だけを見るだけでなく、その人がどれだけ準備(情熱)をもって志望してくれたかの判断にもつながります

人数が絞られてきたらいよいよみなさんの内側に迫っていきます!
➁志望者の内側
さて、外側である程度絞ったら、いよいよ志望者の内面を見ていきます。
内側っていったい何をみるの?
優秀さで選ぶなら学歴や試験で決まりそうなものだけど…?
見かけ優秀でも、その人はチームとして動ける人なのか?はたまた水族館をより発展させてくれる将来性があるのかなどは書面だけで分かりようがありません。
なのでこの人はどんな人物なのか?どんな背景でこの水族館を志望したのかなどを深堀していきます。
そもそも面接は学歴や知識はすごいけど実は全く接客しない、言うことを聞かないという書類上は超優秀な人がいたとして、書類だけ見てほいほい採用していたら、運営が立ちいかなくなった…なんてことを防ぐために行います
水族館では資格をたくさん持つ人や生き物好きを採用したいのではなく、水族館を一緒に盛り上げ、発展させてくれる人を求めているのです。
【内側を見る例】
- 自己PR書(自主性・長所・人間性)
- グループディスカッション(協調性・コミュニケーション能力・自主性)
- 面接(人間性・信念・コミュニケーション能力・自己PR書の客観性)
など
こうして志望者の顔・内面性がはっきり見えたらいよいよ最終的な判断になります

③求める人材と一致するか
最後に面接、実習などで➀と➁から総合的に判断します。
正直、ここまでくると運もからんできます。
というのも、最終的には水族館が求める人材とみなさんが一致するかどうかの話になるからです。
当たり前ですが、水族館が求人の募集を出す背景には必ず理由があります。
- 将来を担うフレッシュな新人を求めているのか
- 欠員が出てしまった魚類チームの穴埋めの即戦力を求めているのか
- 水族館に新しい風を呼ぶ、別業界の専門家を求めているのか
魚類飼育の欠員を募集したのにイルカトレーナーが応募理由の人だと水族館の求める人材からズレるといった感じです。
こうした運営上の背景を考えながら、選考に残ったみなさんから一番求める人材を採用していくのです。
【求める人材か判断する例】
- 志望者の外側・内側を総合的に判断
- 最終面接
- 研修
など
みなさんが水族館が求める人材と一致したとき、晴れて水族館飼育員としての一歩を踏み出せるわけです!

就職を有利にするためにやること
以上を踏まえて、冒頭のめだかなりの回答を解説していきたいと思います!
(1)飼育員としてどう働きたいのかを考える
(2)それを叶えるために必要な準備をする
(3)運を蓄える
(1)飼育員としてどう働きたいのかを考える
このブログを通して何度もお伝えしていることですが、「自分が飼育員としてどのように働きたいのか?」これをしっかり考えることが大事だと思っています。
- 水族館ならどこでもいい、手当たり次第に受けていた学生
- 飼育員としてどのように働きたいのかが明確で本命を決めていた学生
後者が内定をもらっていた(しかも複数社)のは今でも記憶に残っています。
それは面接の練習からの意識から明確に違いました。
前者は気恥ずかしさですぐにおふざけをいれてほとんど練習になってないのに対し、
後者はつまづいたところ、伝わりにくかったところなどの改善点を黙々と直していく。
当事者意識、本気度が全く違いました。
(ほんとはどこでもいいですけど働かせてくれるなら)精一杯がんばります
この水族館でドルフィントレーナーとして働き、多くのお客様の人生最高の日を更新するために今まで頑張ってきました
みなさんが上司だとして果たしてどちらに大事な仕事を任せられるか考えてみてください
口には出さずとも、態度や言動、さまざまなことから分かるものです
また、飼育員としてどう働きたいかが分かれば、自然とどのような水族館を目指すかも絞られてきます。
つまり、目指すべき絞られた水族館に準備を多く割ける=特化しやすいということです。
先ほど説明した求める人材と一致するか?の運要素をある程度取り除くこともできるわけです。
無策でお祈りして待つより勝率が高くなると思いませんか?
やっぱり自分の価値観と合うところで働くことで仕事も長続きするし、なにより楽しくのびのびと働けると思うからです!
ただ、一番やってほしいことの反面、自分の価値観に向き合うのは簡単なものではありません。
1人1人の正解は自分にしかわからないからです。
自分がどんなことに喜びを感じて、飼育員でどんなことをしたいのか?時間をかけて探してみましょう。
やりたいことがどうしても見つからない人は絶対にやりたくないことから探していくのがおススメです
めだかは自分の裁量で仕事ができないのが嫌で、少人数でいろいろな仕事を任されることが多い小型水族館を選びました
(2)必要な準備をする
自分がどのような飼育員になりたいかが分かっても、それだけでは採用されないのはみなさん分かっていると思います。
水族館側に自分の思いを伝え、それが本当なのだと納得してもらうための準備が必要です。
具体的にどんな準備が必要なんですか?
大まかに分けるなら能力・人柄・実績の3つでしょうか?
【準備の例】
能力:学歴、資格、運動能力、教養、専門知識、経験談など
人柄:社会性、趣味・特技、長所・短所、体験談など
実績:卒業研究、勤務歴、何かの受賞歴など
書類選考の時点ではじかれないように資格で必須になるものはこちらで確認して取得しておきましょう!

人柄、人間性については当時めだかも悩んでいたところです。
分からない場合はまずは長所・短所を知って、これまでの自分のエピソードと関連付けることで自分の人柄を説明するようにしました。
以前も紹介しましたが、自分の長所を知るのには「ストレングスファインダー」がおススメなのでぜひ一度試してみてください!

また、見やすさのために分けていますが、実績のところが人間性のアピールに繋がったりと色んな所でリンクしています。
例えば、卒業研究をチームで行ったときはリーダーシップをもって他メンバーと研究に取り組んだなどです。
(3)運を蓄える
「運気の上がるツボを買え!」「風水を気にしなさい!」というわけではないです。
めだかの好きな言葉に「運は人についてくる」という言葉があります。
色んな人に会う、色々な経験をすることで思わぬ幸運やチャンス、情報を手に入れることができます。
恥ずかしながら、これはめだかがなかなかできていなかったことです
学生時代から、飼育員としてどう働きたいのかはっきりしていた学生は、水族館関連のイベントや講演に足繫く通っていました。
そこで出会った関係者や飼育員から、業界やその水族館の情報を入手して、就職の際の参考にしていました。
前に解説しましたが、現場のスタッフと仲良くなったとしてもそれが就職の成功率に直結するわけではありません(現場スタッフと採用人事は別の人間のことが多いため)。
ただ、実際の飼育員に会うことで欠員が出そうだとか、どういう人が採用されているのかなどネットにはない生の情報を拾うことはできます。
水族館関係に限らず他業界の人などいろいろな方に会って話を聞いてみてください
趣味で知り合った人が実は漁師さんで、生き物を譲ってくれるようになったなどなど
人がどこに繋がるかは分かりません
まとめ
今回は、「就職を有利にするためにやるべきことは何ですか?」という質問に対してめだかなりの回答を紹介しました。
(1)飼育員としてどう働きたいのかを考える
(2)それを叶えるために必要な準備をする
(3)運を蓄える
まずは、自分が飼育員としてどう働きたいのか?自分の人生をどうしていきたいのかといった自分の軸をしっかり考えてみてください。
自分の飼育員としての働き方の軸が決まれば、どのような水族館を目指すべきかがはっきり決まり、その水族館を目指すために時間をとって準備ができます!
そこから、どんな資格や経験が必要なのかを考えて、それぞれ準備していくのが遠回りのようで実は一番近道な方法だと思います。
また、個人的には色々なことを学んだり体験してみなさんなりの武器を見つけてほしいです。
「色々な」というのは水族館や水産などに限らない様々なこと、ということです。
- 専門性を突き抜けること
- その水族館や業界にはない知識を蓄えること
一見水族館に関係ないと思える知識も、飼育員という仕事ではどこかで活用できるところが出てきます!
とくにやることが多彩になる小型水族館の飼育員ならなおさらです!
そういった知識や経験の組み合わせがみなさんの「武器」になるのです。
自分なりの武器を携えて、ライバルも多く、時には運も必要な水族館飼育員への道を切り開いてもらえればと思います!
みなさんと同じ業界で働けるのを楽しみにしています!
今回は以上です!
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
またのご来館をお待ちしております!
